重箱の隅っこ

横浜のちょこちょこっとしたことをご紹介!?

気付けばあっという間にきれいな歩道に

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横浜ビブレ脇の幸川の脇にかつて屋台の小屋が立ち並んでいたのをご存じでしょうか。ちょっとした飲み屋さんだと思っていて、いつか一回は入ってみたいな、と思っていたのですが、気付けば跡形もなくなくなって、すっかりきれいな歩道となっていました。

 

確かに、警告看板みたいなものがあって違法なので立ち退きなさい、というような内容だったと思いますが、長いことここでやっているんでしょうし、それで今までやってきているんだから、そう簡単には立ち退きということにはならないと思っていたのですが……。


「横濱名酒場100(ぴあMOOK)」によると、屋台の歴史は昭和30年代にまで遡るとのこと。元々は横浜駅周辺で営業していたおでん屋さんが区画整理などがあって営業が続けられなくなり、この辺りに屋台を出すようになったようです。当初は移動式の屋台で、夜になると集まってきて営業していたようですね。

 

なるほど、単に飲み屋かと思ってましたが、おでん屋さんだったんですね。言われてみれば確かにおでんを出してるんだろうな、というところは多かったように思えます(外から覗いている感じでは)。

 

また「横濱名酒場100(ぴあMOOK)」によると横浜駅周辺の大改造計画があり、屋台のある場所も開発予定区域に含まれているとのこと。今、横浜駅西口の再開発が進んでいますが、これも大改造計画の始まりなんですかね。屋台があった場所と横浜駅の間の一角も、ゆくゆくは高層ビルが立ち並ぶ一角になってしまうのかもしれません。とすると、この辺りにある渋い感じの味のあるお店は今のうちに行っておいたほうがいいのかもしれませんね。