重箱の隅っこ

横浜のちょこちょこっとしたことをご紹介!?

すごいところに建っているお寺

 

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横浜はちょっと歩いてみると意外と坂が多い、という印象を抱きます。そして、家も崖のようなところに張り付くように建っているものも多々あります。これが宅地なのか、と疑問を抱くようなところに建っているものも。

そんな中、横浜駅近くの建物と言えば、横浜駅西口ビルは開発中ですし、高層なビルは結構あるわけですが、そういうものではなく、インパクトのある建物と言えば、「三宝寺」もその一つではないでしょうか。お寺の建物自体はそんなに珍しくないと思いますが、その建物が地上30mほどのY字の基礎(?)の上に建っているのが何よりも珍しいと思います。その基礎はむき出しですし、こんな建物は他では見たことがありません(写真真ん中の建物)。


と、このお寺を見るたびにすごいな~、と思っていたのですが、そのお寺の前を通った時に「神奈川宿歴史の道」という案内があったので、ちょっと見てみました。それによると、浄土宗のお寺で慶長2年(1597年)草創とのこと。420年もの歴史があるんですね。まさかそんなに歴史があるとは思わなかったです。

 

また、こちらのサイト(http://hamarepo.com/story.php?story_id=2990)によると、当初はやはり地上にお寺はあったようです。そして、現在のお寺の横の土地を手放してマンションが建つことと交換条件でお寺が現在の形になったようですね。

約50年前に今の形になったとのことですが、補修とか建て替えとなったらどうなるのか、気になってしまいます。